CTOインタビュー

–ダイヤモンド電機に入社された経緯を教えてください。

ダイヤモンド電機の技術コンサルタントをしていた知人の紹介で入社することになりました。
ダイヤモンド電機では、当時、半導体の知識、アナログ回路、ICの知見を持った人材を探しているとの話を聞き、自分の今まで培った技術が生かせると思い入社することにしました。

–エンジニアリングの醍醐味を教えてください。

今まで様々な機器に搭載される半導体ICを設計してきましたが、そのICが搭載された機器が、市場に出た時の感動、充実感はこの仕事を37年間続けてこられた原動力になっています。

–困難を乗り越えた印象に残っているエピソードを教えてください。

半導体の設計業務は今から考えても過酷な仕事でした。スケジュールを守るため、睡眠時間を削って行う設計業務が1カ月以上続くこともあり、精神的にも、肉体的にもボロボロになってしまったことを忘れることはできません。
しかし、ICチップがパッケージングされ、手元に届くまでのわくわく感によって、その辛い思いはいつの間にかどこかに消え去ってしまいます。
最初に電源を印加する瞬間の緊張感は忘れられません。電源スイッチを入れる時、手が震えます。これがあるからこそ次も頑張ろうと思います。うまく動作したときの「やった!」という充実感は何度味わっても良いものです(時々がっかりすることもありますが……)。

–開発の仕事をするにあたって最も大事にされていること、努力されていることがあれば教えてください。

開発の仕事にあたって最も重要なことは、失敗を恐れることなく新たなチャレンジをすることです。
新たなものを取り入れる場合、理論に基づく設計、その上でのシミュレーションでの検証をおろそかにしてはいけませんが、重労働です。このような状況下でも、不注意による単純なミスは犯さないよう、自分で何度もチェックし、さらには第三者によるダブルチェックを入れることが重要です。
しかし、不幸にして失敗は起こります。ここで残念がっている場合ではなく、リカバリーはスピード感を持って、真の原因を追究することです。
これを丁寧に行うことで真の技術力がついていくものと確信しています。

–今後の目標、したいことを教えてください。

半導体分野で長期間活躍してきた技術者がダイヤモンド電機に集結しています。この専門技術をダイヤモンド電機のシステム設計技術と融合させることによる相乗効果(シナジー)で、他のセットメーカーの追従を許さない製品開発を行いたいと思います。
これによりダイヤモンド電機の一層のビジネス拡大、売り上げに貢献ができればと考えています。